無料で使えるプロジェクト管理ツール11選！選び方やメリットも解説

業務を効率化させて生産性の向上に役立つ、プロジェクト管理ツール。プロジェクト管理ツールは有料のもの以外にも、無料で使えるものがあることはご存じでしょうか。

この記事では無料で利用できるプロジェクト管理ツールについてまとめました。選び方やメリット、注意点についても解説いたします。

 

プロジェクト管理ツールとは？　

プロジェクト管理ツールとは、業務の進捗管理やスケジュール管理、案件管理など、管理業務のためのツールです。

プロジェクト進行の効率化や生産性の向上に効果を発揮します。

無料で使えるプロジェクト管理ツール11選　

この記事では無料で利用できるプロジェクト管理ツールをまとめました。それぞれの特徴を理解し、自社に適切な製品を選ぶ際の参考にしましょう。無料のプロジェクト管理ツールを使い、業務を効率化して生産性を向上しましょう。

 

Lark　

（出典：https://www.larksuite.com/ja_jp）

Larkは、プロジェクト管理の効率化と従業員体験を向上させるためのDXソリューションです。

プロジェクトの進行状況を可視化し、チームのエンゲージメントを高めることが期待できます。メールやカレンダー、議事録や、メッセージなど、さまざまな機能をオールインワンでサポートする点が特徴です。

チーム全体で使う大規模なデータベースから個人で使えるようなタスク管理まで、自由度が高く、幅広い使い方ができます。あらゆる業界の企業が活用する製品です。

 

Brabio　

（出典：https://brabio.jp/）

Brabioは、工程管理やガントチャートの作成、進捗管理が簡単に行える製品です。

導入実績の豊富さや、初心者でも操作しやすい操作性が特徴で、はじめてシステムを導入する企業にも向いています。

ストレージ容量50MBで、5人までであれば、永年無料で利用できる点も特徴です。

 

Asana　

（出典：https://asana.com/ja）

Asanaは、チームの目標や計画、タスクやファイルなどを一つにまとめて表示できます。

会話やファイルを仕事単位で束ねて進捗状況を可視化するため、生産性の向上に役立つでしょう。

シンプルな操作性が特徴で、無料でも基本的な機能は使えます。

無料プランは最大10名まで利用可能で、日本語にも対応しており、100種類以上のアプリケーションと連携可能です。

 

Bitrix24　

（出典：https://www.bitrix24.jp/）

Bitrix24は、ユーザー数無制限で利用ができる、オープンソースのプロジェクト管理ツールです。

タスクやドキュメントなどを一元的に管理可能で、5GBのオンラインストレージも無料で使えます。

基本的なプロジェクト管理機能は無料で使えるため、複雑なプロジェクトに使うのでなければ、十分活用できるでしょう。

有料プランでは人事向けの機能や、ドキュメントの共同編集などの機能も利用できます。

 

Taskworld　

（出典：https://taskworld.com/ja/）

Taskworldは、製造業やシステム開発・医療・教育などの幅広い現場で利用される、プロジェクト管理ツールです。

誰でも簡単に操作できる直感的なインターフェースが特徴です。複数のプロジェクトや、チームをまたぐタスク管理も一元管理できるため、業務の効率化が図れるでしょう。

無料プランは、ユーザー数やデータの容量、アクティブなプロジェクト数にも制限があるため、注意しましょう。

 

Jira Software　

（出典：https://www.atlassian.com/ja/software/jira）

Jira Softwareは、GitHubやBitbucketとの連携に対応したプロジェクト管理ツールです。

アジャイル開発に適しており、ダッシュボードやワークフローなど、プロジェクト管理の基本機能が無料で使えます。

10人までであれば、プロジェクト・タスク・フォームを無制限で使えます。

拡張性が高いツールで、システム開発に適するでしょう。

 

Wrike　

（出典：https://www.wrike.com/ja/）

Wrikeは、タスクの内容と業務進捗を視覚化し、部門の枠を越えたコラボレーション促進のサポートをするプロジェクト管理ツールです。

タスクやスケジュールを1つの画面でまとめて表示でき、カンバン方式でタスクを管理し、締切や優先度に応じた並べ替えもできます。

無料プランはユーザー数に制限なく、利用できることが特徴です。

無料でも外部サービスと連携可能なものの、ガントチャートやダッシュボードなど、一部機能は制限されているため、注意しましょう。

 

Jooto　

（出典：https://www.jooto.com/）

Joootoは、シンプルで分かりやすい操作性が特徴のプロジェクト管理ツールです。GoogleカレンダーやChatwork、Slackとの連携も可能で使いやすいでしょう。

また、無料版でもタスク管理やガントチャートなどは利用できるため、業務の効率化に役立つツールです。

無料プランは、ユーザー数は4人まで、データ上限は100MBまで利用できます。

 

Planio　

（出典：https://plan.io/ja/）

Planioは、プロジェクト管理やチームのコラボレーションに特化したツールです。特に、ソフトウェア開発や、プロジェクト管理における進捗管理で活用します。

タスク管理やチャット機能が無料で使えます。

無料プランは、1プロジェクトで2ユーザー、データ上限は2GBまで利用可能です。

 

OpenProj　

（出典：https://ja.osdn.net/projects/sfnet_openproj/）

OpenProjは、Microsoft Projectの代替となるプロジェクト管理ソフトです。

Microsoft Projectと同じレベルの機能性や操作性を備えており、互換性もあるためMicrosoft Projectで作成したファイルも編集できます。

ガントチャートやパートチャートなどを活用することで、効率的にプロジェクトを管理できるでしょう。

 

Trello　

（出典：https://trello.com/ja）

Trelloは、全世界で使われるカンバン方式プロジェクト管理ツールです。

無料プランでもメンバー数やタスク数、ストレージは制限なく利用できます。

ただし、ワークスペースでのボード作成や、月ごとのコマンド実行数に制限があります。

また、SlackやGoogleドライブなどと連携するためには有料プランへのアップグレードが必要です。

 

無料で使えるプロジェクト管理ツールの選び方　

ここまで、無料で利用できるプロジェクト管理ツールをご紹介しました。

ここからは、どのツールを使えばよいかと悩んでいる方へ向けて、プロジェクト管理ツールの選び方について解説します。

利用できる人数やデータ量など、選ぶ際のポイントとして参考にしましょう。

 

ユーザー数　

無料のプロジェクト管理ツールでは、利用できるユーザー数に制限を設けていることがあります。

導入前に何人のチームで使いたいかを確かめ、その人数まで無料で使える製品を選ぶとよいでしょう。

 

データ容量　

データ容量や管理できるタスク数が限られていることもあります。

扱えるデータ容量をあらかじめ確認し、業務に支障がない程度にデータ容量のあるものを選ぶとよいでしょう。

将来的にデータ容量が足りなくなることを想定して、有料プランの料金を押させておくことも大切です。

 

操作性　

ツールの操作性にも注目しましょう。利用対象者が多いほど、操作性に優れていることが求められます。

自社に必要な機能が実装されていることに加えて、現場の社員が問題なく使いこなせるかについても考慮するとよいでしょう。

 

利用形態　

プロジェクト管理ツールは、大きく分けると、「クラウド型」と「オンプレミス型」があります。

クラウド型は、インターネット上のシステムを利用する形式です。

オンプレミス型は、自社の拠点内やデータセンターでシステムを稼働させます。

自社の業務管理にはどちらの利用形態が使いやすいか考慮し、ツールを選ぶとよいでしょう。

 

対応言語　

無料のプロジェクト管理ツールは、海外の企業が運営するケースも多いため、日本語に対応できているかを確認しましょう。

また、日本語でメールや電話のサポートを受けられるかをあわせて確認すると、トラブル発生時にもスムーズな解決ができるでしょう。

 

無料で使えるプロジェクト管理ツールのメリット　

ここからは、プロジェクト管理ツールを無料で利用することのメリットについてまとめました。

業務の効率化や生産性の向上に役立つ便利なツールのため、無料のメリットを押さえて活用しましょう。

 

費用がかからない　

最大のメリットは、費用をかけずに業務効率化を図れる点です。

有料ツールや有料プランの方が機能は充実する傾向にあるものの、無料でも十分な機能を有することも多く、費用をかけずに業務の効率化を図れることは大きなメリットでしょう。

 

必要最低限の機能は使える　

無料でもガントチャート作成やプロジェクト進捗の共有など、必要最低限の機能が揃っているツールは多く存在します。

始めてプロジェクト管理ツールを利用する場合、機能はシンプルな方が迷わずに済むため、最低限の機能の方が管理しやすい場合もあります。

 

無料で使えるプロジェクト管理ツールの注意点　

前述の通り、無料版では一般的に機能や利用人数に制限があります。

そのため、多人数での利用や、大規模プロジェクトの場合には対応しきれません。

また、サポートやセキュリティが不十分なこともあります。

無料版で物足りなさを感じた場合は、有料版へのアップグレードを検討しましょう。

 

まとめ

この記事では無料のプロジェクト管理ツールについて解説しました。

無料でも十分な機能を備えて、使いやすい製品をご紹介しました。

業務の効率化や生産性向上のために管理ツールを導入したい方は、無料版からはじめてみましょう。