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ポップアップストアはグッドウェーブへ

ポップアップストアとは?出店目的や場所選びのポイントについて紹介

ポップアップストアを開催すると、商品の売上向上につながるさまざまな効果が得られます。今回の記事では、ポップアップストアの目的や出店場所の例、成功させるコツなどについて解説します。ポップアップストア開催の前に、情報を整理しておきましょう。

ポップアップストアTOP

フェレロ・ロシェ様 店頭販促用ツール

 

ポップアップストア(イベント)とは?

ポップアップイベントとは、商品の体験や商品への理解を図るためのイベントです。そして期間限定で出店する店舗を「ポップアップストア」と呼びます。英語で「不意に現れる」の意味を持つ「pop up」が語源です。ポップアップストアは、単なる販売ではなく、商品のプロモーションやブランドの認知拡大、テストマーケティングなどの目的で行われます。

ポップアップストアの目的

ポップアップストアは、さまざまな目的で開催されます。以下では、ポップアップストアが開催される目的として代表的なものを4つ紹介します。開催することでどのような効果が得られるかを把握しておきましょう。

商品のプロモーション

ポップアップストアを開催する目的のひとつは、商品のプロモーションです。来店者に商品を手に取って見てもらえるため、広告で告知するだけよりも商品の詳細や使用感が伝わりやすく、購買意欲を高める効果があります。
また、常設店よりも出店のハードルが低いため、PRしたい商品で固めた店舗を作り、話題性の高い売り場を構築することも可能です。
期間限定の店舗のため、今しかない特別感を活かした演出も加えられます。

新商品の試験販売

ポップアップストアでは、来店者の反応や感想を直接目で見て確認することができます。そのため、本格的に販売する前の試験販売に向いているのです。売上や顧客層などのデータを集め、常設店舗にしたとき利益が出るか、どの顧客層にアプローチを行うかの事前把握が可能です。

また、販売前の商品をポップアップストアで試してもらうことで、来店者の反応からニーズを探ったり、広告効果が得られたりします。

株式会社グッドウェーブ デザイン

フェレロ・ロシェ様 店頭販促用ツール

商品やブランドの認知度向上

ポップアップストアは期間限定の店舗であることから話題性が高く、常設店舗よりもSNSで反響を得やすい傾向があります。ポップアップストアの開催やそこで取り扱う新商品がSNSで爆発的に話題になる(バズる)と、商品やブランドなどの認知拡大につながります。
また、ブランドの持つイメージを前面に押し出したポップアップストアを出店すると、ブランドイメージの定着やファンの育成に有効です。周辺の生活者にリーチすることで、新たな顧客層の開拓も可能です。

ゼスプリ社の試食会(2021年)

顧客とのコミュニケーション

ポップアップストアは常設店舗に比べて来店者との距離が近く、見込み顧客と直接会話ができます。ポップアップストアでPRしている新商品だけでなく、以前販売した商品への意見や、ブランドへの印象などに対する生の声を聞けます。ポップアップストアで顧客と密なコミュニケーションを取ることで、商品の改善や今後の商品開発に生かせるのです。特に、常設店舗を持たず顧客とコミュニケーションを取る機会がないブランドにとっては、とても貴重な機会です。

ポップアップストアの出店場所

ポップアップストアは、さまざまな場所に出店できます。それぞれの場所の特色を把握することで、成功の確率が上がります。
以下で、ポップアップストアやポップアップイベントを開催する場所の例を見てみましょう。

株式会社グッドウェーブ_ポップアップストア_にしき食品

イベントスペースの活用

商業施設内・既存ショップの一部スペース

商業施設や既存ショップのスペースを借りて開催できます。商業施設で開催する場合は、自社のターゲット層に合う施設を選ぶことが重要です。
ブランドの世界観を伝えるためには、周囲の環境に合わせた工夫も大切です。スペースの広さや周辺の雰囲気などを、事前に確認しておきましょう。カフェや書店など、既存ショップを間借りして行う場合も同様です。

レンタルスペース・貸店舗

ポップアップストアは、レンタルスペースでも開催可能です。レンタルスペースとは 時間や期間で費用を決めて貸し出される場所のことです。また、店舗が丸ごと借りられる貸店舗を利用する方法もあります。貸店舗は視認性を高めた作りの建物が多く、広告費をかけなくても周辺住民の来店が期待できます。こうした場所での出店は、家具や機材が備え付けられていたり、雰囲気のある内装だったりするケースが多く、費用や手間を抑えてストアを作れることが利点です。開催前には、その場所での人通りの多さを含め、周辺の状況について調査することをおすすめします。

移動販売車

トラックやボックスカーをカスタマイズして、移動販売車として開催する方法もあります。商業施設の野外スペースやお祭り会場など、さまざまな場所に出店ができます。
一方で商業施設や貸店舗に比べて店舗が狭く、来店者との密なコミュニケーションはやや困難です。移動販売車を用いたポップアップストアで来店者の意見やアンケートを集める場合は、SNSやQRコードの利用など、場所を必要としない方法が有効です。

ポップアップストアを成功させるコツ

ポップアップストアを成功させ、高い売上や集客効果を得るためにはどのようにすればよいでしょうか。以下では、ポップアップストアの成功に向けて踏まえておきたいポイントを3つ紹介します。

商品イメージに合う場所を選ぶ

ポップアップストアを開催するときは、出店場所の事前調査が大切です。ポップアップストアで初めてブランドを知る人にとっては、開催場所の雰囲気がそのままブランドへの印象につながることがあります。そのため、周囲の雰囲気がブランドイメージに合うか、出店時期は目的に合っているかなどを事前に確認しておきましょう。開催場所の雰囲気を上手く利用すれば、来店者に与えたい印象をダイレクトに伝えられます。

オープンな外観の場所を選ぶ

人通りが多くオープンな場所でポップアップストアを開催すると、目的を持って来店してきた人だけでなく、通行人も来店しやすいのです。もし来店に至らなかったとしても、通りがかりにポップアップストアを目にするだけでブランド名や商品の認知度向上に貢献します。来店者を増やしたいときは、試供品を配布したり広告を配ったりと、来店動機を生み出せるよう工夫するとよいでしょう。

ポップアップストア事例 MY PROTEIN様(2021年)


次の行動につながる仕組みを作る

長期の成果を上げるには、ポップアップストアに顧客が立ち寄って終わりではなく、ブランドの認知や商品の購入につながる仕組みを作ることが大切です。次回来店時に使えるクーポンやSNSフォローによる割引などを利用し、その後の関係構築につながる仕組みを用意しましょう。

ポップアップストア事例 MY PROTEIN様(2021年)

また、SNSを用いたイベント情報拡散の仕組みを作り、オンライン上での認知拡大を図ることも一つの手段です。イベントに合わせたSNSキャンペーンを実施したり、ハッシュタグ付きの写真投稿を促したりして、オンラインで拡散されやすい状況を準備し、来店していないターゲットにアプローチすることも大いに有効です。

実績のあるイベント会社に依頼する

ポップアップストアの出店を成功させるためには、場所選びや商品やブランドに合う空間作り、次につながる仕組み作りが欠かせません。その他にも、現場を運営するスタッフの採用や当日のオペレーションなど、必要な準備は多岐にわたります。グッドウェーブなら幅広い実績があり、ワンストップソリューションで解決できます。ポップアップストアの出店に関するご相談はお気軽にお問合せください。

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まとめ

ポップアップストアは常設店舗よりも費用を抑えて出店でき、商品の購入促進やブランドイメージの認知拡大に貢献できます。開催することには商品のプロモーションや来店者とのコミュニケーションなど、さまざまな目的があります。目的や自社のターゲット層に合った開催場所を選びましょう。

イベントを成功させて高い成果を上げるには、ストアの場所や外観選びだけでなく、来店者が次の行動を起こしやすくなる仕組みの導入も有効です。ポップアップストアを上手く活用して、商品のアピールや認知度向上を目指しましょう。

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